劣化調査・診断
非破壊検査機器であるRCレーダを用いて、鉄筋コンクリート(RC)造および鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の内部鉄筋位置や鉄筋かぶり厚さ、および電気配管(鉄管)をコンクリートを破壊せず確認することが可能です(仕上げは状況により撤去となる場合あり)。
鉄筋位置の確認には電磁波法レーダが、かぶり厚さの確認は電磁誘導法レーダが適しています。なお、探査には各種条件があります。
耐震診断
1981年(昭和56年)以前の旧耐震診断基準により設計された建物に対して、現行の新耐震基準と比較し耐震性能を客観的に評価し、安全性を有しているかを把握する調査です。
鉄筋コンクリート造・鉄骨造等の現地調査から構造計算まで行っています。
図面照合調査・法適合調査
建物現況と既存図との照合や第12条第5項の規定にある検査済証のない建物の法適合状況調査などを各種機器を用 いて調査します。
また、図面の無い建物の調査も同時に行っています。
火害被災度調査
火災を受けた建築物の現状の被災度を調査し、今後の建築物の使用可否を判断致します。内部仕上げの撤去前に、ご相談頂けるとより正確に被災度判定が可能です。
配管劣化調査
既設の給水管・排水管等の劣化・老朽化は、我々の目に見えないところで日々進行しています。
劣化・老朽化が進行すると配管の詰まりや管壁の減肉が発生します。さらに、経年が達つと最悪の場合、配管の破損・破裂から漏水に至り、生活に支障をきたします。
そのような事態を避けるため、各種の調査を実施することで配管の余寿命を推測し、適切な改修時期や維持管理を検討するための資料となります。
マンション修繕時期の検討等にご利用ください。
アスベスト含有試験・室内環境測定
改修工事や解体工事等の施工前に既存の建材(吹付等の仕上げ材)に含まれているアスベスト(石綿)含有の有無および混入率を調査し、今後の工事計画や建物維持管理の一資料となる試験です。
また、新築・改修工事等のホルムアルデヒド等の揮発性有機化合物(VOC)の測定も行っています。
居住者や作業者等 の健康と安全を守る試験・測定となります。